乳がんと一緒に

2014年乳がんを宣告され, 手術をしない選択をした患者の日記

新薬 Ribociclib(KISQALI)とIBRANCE(Pfizer)とFulvestrant (Sandoz)

2020年2月上旬に先生から説明された次に使う薬は:

1)Letrozole (フェマーラ) 錠剤 と
2)Kisqali (ribocilib) (錠剤)です。
 
1)の薬は日本の主治医が閉経した人に向いてるホルモン剤で、次に使うならこれが良いって言われた。
カナダの先生もこれはBC州でカバーするから無料だし、これと一緒い新薬と取れば良いって言われた錠剤.。
 
.2)のKisqali (ribocilib) (錠剤)
これは新薬で上のLetrozoleと一緒に取ればホルモン剤の効き目が上がると言われてた薬。
月に6000ドル(日本円で約50万)かかると言われた。 BC州では新薬なのでカバーされない上に
ものすごく高価な薬なので無理だと思った。
 
主治医が私の主人の会社で加入している保険で2の薬がカバーされるか調べてほしいと言われた。
調べた結果、保険会社からKisqaliは許可がいるので申請用紙を書き込んで申し込んでほしいと言われたので、5ページある申請用紙に患者である私の情報と主人のサインを書いて、残りは主治医が書かなければならなかったので、別件で3月末に予約を取ってあったので、その時に頼みました。
 
ちなみに別件とはコロナ自粛の真っ最中に1か月近く咳をしていたので、他の症状がなかったのでコロナではないとは思ってましたが、乳がんが悪化して肺がんに転移していたら嫌なのでそれを調べて欲しかったからです。
で、CTスキャンの予約を取ってもらい、申請用紙を先生に書いてもらいました。
 
で、主治医の先生がその申請用紙を私が通ってる病院の Oncology Social Workerに渡すので彼女とやり取りをしなさいと言われました。
 
で、色々そのOncology Social Workerの多大なる助けもあって結局決まった薬が最初に話していた薬と全く違う薬になりました。
1)Fulvestrant (Sandoz) 注射タイプホルモン剤
Sandozは会社名で2週間ごとに3回打って、そのあとは月1回注射するらしい。
来年に特許が切れるらしい。 1回ごとに約1000ドル(8万)かかります。
でも保険で6ドル(500円)だけ支払い!
なんて私ってラッキー!!!と色々助けてくれた人たちに本当に感謝してます!!
 
これと一緒に取る錠剤が、
2)Ibrance (palbociclib)  カプセル錠剤
新薬でKisqaliとほぼ同じらしい。違う製薬会社でほとんど似た効果かな?
これはPfizerで保険が下りるまで無料で用意してくれる。
21日間取って7日休む、っていうサイクルで結構強い薬。
触ったら手を洗わなきゃいけないほど毒素があるらしい。
 
こんな感じです。
なぜ薬が変更になったかというと、新薬が高価すぎたので、Social Workerが色々調べてくれて製薬会社の無料援助を受けられるように手続きを手伝ってくれたのです。
その際に、新薬を保険が下りる許可を待つ間無料で援助する代わりに、LetrozoleではなくFulvestrantを使わなければいけないのが条件だったからです。
製薬会社の援助を3つくらい探してもらい結局Pfizerになったのですが、
PfizerがKisqaliではなくIbranceを勧めてきたのも条件の一つでした。
なぜならIbrancはPfizer製薬の薬だから。
 
もちろんこの薬に変更するにあたい主治医の意見もきちっと聞いて、私が納得した上で決めました。
 
ホルモン剤の変更 
Letrozole(錠剤)から Fulvestrant(注射)
 
Kisqali から Ibrance
これらが新薬で上のホルモン剤と一緒に取ればホルモン剤の効き目が上がると言われている薬。
月に6000ドルかかると言われた。
IbranceはPfizerの薬です。