乳がんと一緒に

2014年乳がんを宣告され, 手術をしない選択をした患者の日記

新薬IBRANCEの変更と4月の体調変化

またまたお久しぶりです。

治療方針の変更などブログをさぼってた時期の事から現在までの事を。

 

去年の5月から放射線治療中以外は摂っていた新薬Ibranceについて。

Ibranceはホルモン剤注射の効果を2-3倍にさせる薬と聞いてます。

サイズが125mg、100mg、75mgがあります。

同じ時間に一日1回21日間取って7日休むが1サイクルです。

ホルモン剤注射を打つ日が初日です。

2020年5月から8月まで、7月の放射線治療を除く -125㎎

2020年9月から12月までー100㎎

2021年1月から3月まで -75㎎

2021年4月 -75㎎ (17日摂取11日休み)

以上取りました。

なぜ小さくしていったかというと、副作用でそれまで正常値だった白血球の数値が半分以下になったからです。

サイズを変更するたび最初の月は多少良くなりますが、結局また悪くなります。

普段白血球の数値は4-7位が正常値らしいのですが、このIbranceを取り出してから平均値半分の2くらいでした。最低は1.5まで落ちました。

でもそれ以外は自覚症状がなく普通に生活できました。

ちなみに夜8時に毎日摂取してました。

 

で、忘れもしない2021年4月4日月曜日です。

仕事に行ったら急に具合が悪くなりました。疲れ、集中力がなくなる、頭がボーとする、などです。

なので早退させてもらい家に帰りましたが全然回復しません。

4月8日にコロナのワクチン接種1回目の予約があったのでその前に専門医とファミリードクターに電話で話せましたが、私の白血球の数値が低く免疫力が低いのでワクチンは打った方が良いと言われ、具合が悪いなりにも行動できたので打ちに行きました。

血液検査もしたのですが、肝臓や腎臓など何も問題がなく理由がわからない状態でした。

ちょうどコロナのせいで会社の業績が落ちており、2度目のレイオフがありそうだったので自分から志願して休職させてもらいました。働ける状態でなかったです。

殆どベットにいて頭が朦朧として常に疲れてる感じです。

4月の末に専門医との予約があり、体調は戻ってないが、このIbranceの取っていない休み中(7日から11日に変更してもらってた)は多少良くなった、と報告したらこの薬の副作用かもしれないので、1か月休んでみましょうと言われました。

で、5月に入ったら毎日のように調子が戻り次に専門医に会うときには普段通りの状態になっていました。もちろん薬も取ってないので白血球の数値も正常の4以上に戻っていました。

 

そこで先生は

  1. 具合が悪くても同じようにIbranceを取る
  2. Ibranceを止めて乳がんのシコリが大きくなったらまた飲み始める
  3. Ibranceと違う似た効果がある別の薬を取る

私の希望は2か3だったので、結局7月からKISQUALIという製薬会社のRIBOCICLIBという薬を飲むことになりました。

何も飲んでいなかった5月6月で体調は完全に普通に戻ってましたので、正直言うと飲みたくないな、、、が本音です。まあ乳がんが少しずつですが小さくなってるので薬は効いているのですが。。。

 

ちなみにIBRANCEの説明は値段なども含め前に書いたサイトを見てください。

新薬 Ribociclib(KISQALI)とIBRANCE(Pfizer)とFulvestrant (Sandoz) - 乳がんと一緒に