乳がんと一緒に

2014年乳がんを宣告され, 手術をしない選択をした患者の日記

日本での治療を選ぶ過程

3日後に日本で専門医に会える可能性の前にパニックって、

すぐに考えなきゃ行けなかったことが:

1)現在している仕事をどうするのか?  

  • 日本に行った場合どのくらいの滞在になるか分からなかった。
  • 気に入っている仕事なので辞めたくはないが、小さな会社で少人数で回しているので、私が長期休むことによって他の人の負担がかなり増えるのか申し訳ない。
  • その時珍しく社長さんが長期休暇中で海外にいて相談ができない状態だった。

2)カナダの癌専門医とファミリードクターに日本での治療の可能性を聞いてみたが、二人とも良い返事ではなかった。基本的にカナダに家族と住んでいる人間としてある程度の治療が日本で終わってから、カナダに戻ってきたときこちらの先生に継続してみてもらえないと困るので喧嘩をしてまで日本での治療に固執するには勇気がいることでした。さらに言えばカナダだと医療費は無料だし、日本ではお金がどのくらいかかるのかも分からなかったのは不安でした。

選択肢としては、

  • カナダで治療をする。
  • 日本で初期治療をするが、カナダに戻って治療を継続するために日本に行く前にカナダの先生達に話を付けておく。
  • 日本で初期治療もして、継続治療も日本のみで行う。

3)それ以外に上記の2つが決定すれば決まることではあるけど、

  • その時予約が取れていた、骨シンチと生検査をどうするか?
  • 日本行きの飛行機のチケットをどうするか?
  • 何を準備したらいいのか?
  • 家族はどう思っているのか?
  • 一番重要なのが、私はどうしたいのか?

私はどうしたいのか?、、、これが一番重要ですが、正直日本で治療を受けたいという思いがかなり大きかったです。

でもそのために1と2の問題をクリアにしないと、日本での治療に専念できないと考え悩んでいました。日本の予約を決定するまでに時間がほとんどなかったので、この時は決めなければいけないことの多さにストレスを感じてました。